喉の痛みやかゆい症状が特徴のヘルペス

ヘルペスというのは、小さな水ぶくれのようなぶつぶつした出来物がいくつも発生するという病気で、発生する場所としては、くちびる、鼻の下、喉や口のなかの粘膜、性器やおしりなどの周辺部位といったところが主なものです。
症状としては、この水ぶくれといった目に見えるもののほかにも、水ぶくれの部分が猛烈にかゆい、喉が痛い、高い熱が出る、などといったものがあります。
これらは単純ヘルペスウイルスとよばれる微生物に感染したことが原因となっており、ウイルスが付着している手で口のまわりを触ってしまったり、性行為のときにすでに感染していたパートナーからうつされてしまうといった感染経路が考えられます。
ただし、くちびるのような上半身にできるものと、性器のような下半身にできるものとでは、ウイルスのタイプがそれぞれI型、II型と異なっていますので、通常であれば、I型が下半身に感染したり、II型が上半身に感染したりというのは、あまり例がないものといえます。
しかし、最近では性行為でもオーラルでする場合があるため、II型のヘルペスウイルスが喉に感染してしまい、女性の患者については、喉が痛いという症状が顕著にみられるようなことも多くなっています。
ヘルペスの水ぶくれやかゆい症状などについては、数週間後に自然治癒することもありますが、病院で診察してもらった場合については、抗ヘルペスウイルス薬とよばれる特別な医薬品を処方されることが大半です。
このような医薬品を服用すると、ウイルスが体内でこれ以上増殖することが抑制されますので、痛い、かゆいといった症状も、5日程度の間には落ち着いてくることが期待されます。
ただし、その後もこのウイルスは体内に潜伏してしまうため、ストレスで体力が落ちたときなどに再発することが多くなってきますので、体調管理は注意したほうがよいといえるでしょう。